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12月

12月に観たなかで印象に残ったライブのまとめです。

 

3日 おもしろ漫才おもしろライブ

配信 出演:ダイヤモンド/令和ロマン/キュウ/カナメストーン/忘れる。/鶴亀

M-1ファイナリスト発表後のおも漫。賞レースの有無でネタ尺がみんな変わるため、前回はあんなに持て余していたエンディングがぎゅっとなっていて、それでも楽しいシーンがたくさんありました。ネタ長尺を指摘され「僕は悪くない、ケムリが悪い」と言い張るくるまさん、喉の調子が悪く「声量もお笑いも定年後ですよ、大丈夫ですか」とくるまさんにツッコまれるMC野澤さん(仲いいね……)、敗者復活応援のため前に出されるもピンときていないキュウというか清水さんなど。来年も継続開催とのことで大変うれしいです。

 

4日 ダイヤモンド×マヂカルラブリー ツーマンライブ『お笑い暗黒大陸編』

配信 出演:ダイヤモンド/マヂカルラブリー

今回はトークライブがないのでコーナーで色々とお話していたのですが、その短時間でも2組の浅からぬ関係が見えるようでした。賞レースの話題の時、マヂラブの2人が「出ないっていう選択肢がないのは麻痺してる」といった言葉をかけていたのが印象的でした。それと、またツーマンを、と誘われ「恒例にしてもいいしね」「来年も再来年も」とさりげなく返す野田さんも。優しい師匠だ……。それと野澤さんが自分たちのことを「ただでさえ変なことすると思われてる」と捉えていたのも印象的でした。変なことをしてほしいというよりかは、自分たちのおもしろいを信じて表すダイヤモンドをこれからもたくさん観れたらと願っています。

 

5日 マユリカ単独ライブ『カフェイン!マユリカ!!ギラギラ光ってなんぼでしょ!!?』

配信 出演:マユリカ

日程調整ミスによるM-1準決勝直後の単独、スケジュール的にも体力的にも相当ハードだったと思うのですが、このタイミングで観られて本当によかったです。中谷さんがめちゃくちゃネタ飛ばして若干降りてして笑ってしまうところも含め、忍びの漫才が好きでした。うなげろりんを聞き始めてからマユリカを好きになり、単独をしっかり観るのは初めてでしたが全部おもしろくもっとたくさん彼らを観たいと思いました。

 

7日 劇場版ダイヤモンドのニューラジオ0(ZERO)

現地 出演:ダイヤモンド

ネタトーク問わず楽しそうにしているダイヤモンドを観るのが本当に好きです。言動に対して強い反応をとらないところや緩くのっかっていくところ。M-1に対する心境や浜村さんからもらったメッセージについてなど貴重な話も聞けてさらに彼らのことを応援したいな~という気持ちになりました。それぞれの買い物話(小野さん財布、野澤さんマットレス)も楽しく、こういうとりとめのない日常の話をもっと聞ける機会があればいいと改めて思います。

 

25日 男性ブランココントライブ『てんどん記』

配信 出演:男性ブランコ

世界の話でした。世界の話大好き。コントがどこかで地続きになっていて自分もまるでその空間の一部に存在しているかのような気持ちにさせてくれる、没入感のあるライブをいつも作ってしまえるの、本当にすごいと思います。平井さんがブログで「感想によって肉付けされていく」ことは「素敵でおもしろきこと」と書かれていて、自分たちの作り上げた世界を委ねて見守ることのできる平井さんも、とっても素敵でおもしろい方だなと思いました。わたしは「家族記」が特に好きです。

 

26日 野澤輸出のサシ大喜利

現地 出演:ダイヤモンド 野澤輸出/男性ブランコ 平井まさあき

今までになくゲストに支配されていたというか、ゲストの色が出まくっていたサシ大喜利だった気がします。半ばトークライブの様を呈しており、とても楽しげで楽しかったです。最初のお題が水族館関係だったことから水族館&生きものトークをはじめ、最後まですごくたくさんしゃべるので5~6回「うるせえ」と言われる平井さん。野澤さんが平井さんを相手をじっと見ながら笑うシーンや、平井さんが自分の回答を見せるためかスケブを野澤さんにぐっと近づけるシーンが何度かあり微笑ましくなりました。

 

 

あけましておめでとうございます。すでにno寄席や三八紳士などおもしろライブたくさんあったので今月分はそれを書こうと思っています。『僕たち弱虫!!』『揚げ足キャッチアンドリリース』も楽しみです。

11月

 

11月に観たなかで印象に残ったライブのまとめです。

 

3日 野澤輸出のサシ大喜利

現地 出演:ダイヤモンド 野澤輸出/ケビンス 仁木恭平

M-1 3回戦の結果発表前日でお互い落ち着かないなか「でもネタじゃなくて大喜利でよかったかも」と言いつつ始まった第4回。ずっと雰囲気がよくていつまでもあの場にいられました。無限大ドームⅡでの大喜利ライブは、おふたりに加え男性ブランコ 平井さんとZAZYさんが回しているようなものという話があり、そんな大喜利四天王みたいなことになってるんだ…と思いました。揃い踏みライブ開催してほしい。仁木さんがダイヤモンド柄の服を着ていることに最後の最後で気づき「ダイヤモンド着てくれてるんだ!」って言う野澤さんもよかったです。

 

7日 ダイヤモンド×デルマパンゲ ツーマンライブ『正統派漫才師 広木』

現地 出演:ダイヤモンド/デルマパンゲ

言葉遊びが楽しい漫才が好きなので今回本当に楽しかったです。どちらのコンビも発想やものの見方がおもしろくて涙出ました。音響漫才すごすぎ。トークライブ『正統派べしゃり師 迫田』では特段テーマ設けずフリートークで、今までとは違った感じで楽しくデルマパンゲさんのことも大好きになりました。野澤さんの習慣の話(優柔不断のため時計を見たときの分数が奇数か偶数かによりやるやらないを決めている、初詣で列に並んだことがなかったなど)、それをふるときの小野さんの「こいつ変なんすよ」というおもしろがりかた、どちらも印象的でした。

 

19日 浦井が一人と「話」が三つ

現地 出演:男性ブランコ 浦井のりひろ

人へのまなざしが優しい話ばかりでした。これが全部この人ならと書かれた本と演出なのがさらにぐっとくるところで、浦井さんが丁寧な表現と解釈をされていることもひしひしと伝わってきました。わたしは特に3本目が好きで、余韻に浸ったままぼーっと帰路につきながら、彼はどんな気持ちで会いにきて「好き」を伝えてお別れをしたんだろうと思って、ちょっと渋谷の道で泣きました。合間の浦井さん紹介も、あのお芝居のなか人の部分を知れる演出となっていてすばらしかったです!

 

20日 相方よ、いつもありがとう。

配信 出演:そいつどいつ 市川刺身/男性ブランコ 浦井のりひろ/やさしいズ 佐伯元輝/ダイヤモンド 小野竜輔

相方やコンビという概念がたまらなくなる時があります。全コンビ素敵でした。ダイヤモンドは月刊芸人の記事で「求道者と理解者のコンビ」と言い表されたことがありドンピシャキャッチコピーだと思っているんですが、今回小野さんが相方不在の状態で「こういうとこあるから」「あいつのポリシーがあって」と話をしているのを観ることができて認識を強めました。不在の野澤さんもアンケートで相方の好きなとろを聞かれ「楽しくネタをするところ」と答えたり、ビデオインタビューにて相方に一言求められたときにすごいはにかんでいたりしていて、本当にいいコンビですね。男性ブランコのふたりも、お互いに対して真摯で伝えることや言葉をとても大事にしているコンビだなと思います。インタビューも手紙もじんわり感動しました。

 

26日 あの~大阪ってどんな感じですか~? トーク

配信 出演:ダイヤモンド/コマンダンテ/アイロンヘッド/9番街レトロ/ダブルヒガシ

恒例になりつつある、野澤さんが大阪情報を教えてもらうライブ。アイロンヘッドさんやコマンダンテさんがだいぶうんざりしているのも直前のネタ編から引き続き全体的な雰囲気がふわっとしているのも好きでした。MC野澤さんがずっとにこにこしながらゆるい進行をしていて、周囲のみなさんがそれに困惑したりツッコんだりしているのがめちゃくちゃ楽しかったです。仲良し順に席決めするくだりと「一方通行」を嚙みまくる野澤さんですごい笑いました。次回は大阪旅行報告会とのことで待ち遠しいです。

 

12月もだいぶ過ぎてしまいました。これから楽しみなライブは『GIRARE -渋谷大喜利王決定戦-』『てんどん記』『月刊コント 年末号』『野澤輸出のサシ大喜利』などです。それとなんといってもM-1決勝! わくわくしてます!

 

10月

 

10月に観たなかで印象に残ったライブのまとめです。

 

 

9月

25日 ダウ90000第二回本公演『旅館じゃないんだからさ』

配信 出演:ダウ90000

めちゃくちゃおもしろかったです。多人数コントは表現の幅が広がるだけではなく情景を想像させる力がぐっと強まる気がします。しゃべっている横でビデオの棚を眺めたり所在なさげに立っている人がいるだけで、物語の存在を信じさせる力がある。多人数ならではの表現がレンタルビデオ店という閉じた空間で完結していたところも魅力的でどんどん引き込まれました。あと映画鑑賞に限らずエンタメを物ではなく体験としてとらえているところとても好きでした。観ることができてよかったです。

 

 

10月

11日 ダイヤモンド×ママタルト ツーマンライブ『まーごめvsドモグニ』

配信 出演:ダイヤモンド/ママタルト

仲良しツーマンライブ。ママタルトがぷよぷよ好きだからかオープニングも出囃子もピコピコゲーム音楽ぽく全体的にポップな雰囲気で楽しかったです。小野さんも言っていたけどいちばん落ち着くツーマンだったかもしれません。アフタートーク『まーごめ=ドモグニ』では野澤さん檜原さんの共通点(中学陸上部・高校帰宅部)からの陸上トーク三段跳びのくだりでめちゃ笑いました。高校時代の悲しい話をしたあと客席に「笑って~!」って呼びかける野澤さんや、ママタルト結成話もよかったです。

 

17日 演芸平和公園

配信 出演:ケビンス/ダイヤモンド/9番街レトロ/怪奇!YesどんぐりRPG/ストレッチーズ

開催が2回戦合否発表の翌日でけっこう食らったままだったのですが、このライブがかなり気持ちを前向きにしてくれました。ネタはもちろん「コンボイジャンプクイズ」「何パチンコクイズ」など、出演者の特技やギャグを活かしたコーナーも楽しかったです。おもちゃプリンを相方に乗っけてにこにこする小野さんと鬱陶しがる野澤さんのシーンがすごく平和でした。京極さんに「昨日M-1落ちた」と言い続ける小野さん、ケビンスを巻き込んでいじる中村さんとそれにガンつけるダイヤモンドの流れは笑ったし、山口さんが「追加あります絶対! これは本当!」と言い切ってくれたことはすごく嬉しかったです。本当におもしろかったし感謝もしているライブです。

 

26日 東西大喜利合宿

配信 出演:ミルクボーイ 駒場孝/ロングコートダディ 堂前透/カベポスター 永見大吾/ダブルヒガシ 大東翔生/ダイヤモンド 野澤輸出/スーズ 高見

大阪で豪華メンバー大喜利ライブだ! と即決購入しました。このためだけに大阪に来た野澤さんに驚く面々、永見さんが呼んでくれたと思っていたのに違ったので混乱している野澤さんというメンバーでの大喜利最高でした。みんなして被せたり以前のお題に回答したりしていて、だいぶお笑い大喜利でした。後日別のライブで野澤さんが、永見さんや大東さんをごはんに誘おうと思ったけど遠慮してやめちゃったという話をしていたのですが、情景が目に浮かぶようでした。

 

28日 おもしろ漫才おもしろライブ

現地 出演:ダイヤモンド/令和ロマン/キュウ/カナメストーン/忘れる。/素敵じゃないか

前回はBTTF、今回はSWテイストでした。賞レースが近いこともありみんな調整しているのでネタ時間もきっちりしていて、そのぶんトークが長めに聞けたのも嬉しかったです。野澤さんが1人で出てきて「あれっ小野は? まあいっか」で始まるフリートーク、今回もかなり自由で好きでした。野澤さんの話し方がのんびりすぎて、くるまさんに「2000キャパのMCですよ」ってツッコまれてたの笑いました。追加合格や敗退の心境をいろいろ聞けたりもしてよかったです。次回12月も楽しみ!

 

28日 男性ブランコ平井大喜利

配信 出演:男性ブランコ 平井まさあき/ダイヤモンド 野澤輸出/ダンビラムーチョ 大原優一/ZAZY

平井さんが考えたお題にみんなで答えていく大喜利ライブ。これが幸せか…としみじみ感じた60分でした。平井さんは言動を「ヤバい」と周囲にいじられるイメージがあったのですが、今回のメンバーだとあんまりそうならなかったというか、不思議で独特な言い回しや表現を受け入れて見守っている雰囲気があってめちゃくちゃ優しいなと思ったんですよね。みんなで平井さんワールドを楽しんでいる感じ。あまりツッコまないといわれている先輩と、同期、元同居人という組み合わせだからこそでしょうか。馬型幻獣図鑑のくだりとても好きでした。10月いち癒されたライブです。

 

 

応援する人たちができてから追う賞レース、想像以上でした。でもおもしろい人たちがおもしろいと思うことをたくさん観ることができるのはとても楽しいです。応援しかできないけど、お笑いや芸人さんを好きになれてよかったな~と思う毎日です。

11月は『正統派漫才師広木』『三八紳士と緞帳淑女』『野澤とみゆきと大原とアミの家』などを楽しみにしています!

 

9月


9月に観たなかで印象に残ったライブのまとめです。

 

 

8月

28日 AUN~コンビ大喜利王決定戦~

配信 出演:Aマッソ/カナメストーン/サスペンダーズ/真空ジェシカ/トム・ブラウン/野田ぶるまちゃん/ママタルト/ランジャタイ/バイク川崎バイク

AUNを第3回目にして初観戦しました。テレビ版で雰囲気をなんとなくつかんだ気でいたのですがライブは想像以上で、大人の本気の悪ふざけとおもしろを浴び続ける激熱3時間でした。真空ジェシカ3連覇、圧倒的でした。真空は2人とも大喜利がおもしろくて、ネタにもその強さが反映されているので観ていてわくわくします。しかしMCのBKBさん超疲れただろうな…。姉妹企画の『百喜利』もアーカイブをゆっくり観ています。

 

9月

9日 野澤輸出のサシ大喜利

現地 出演:ダイヤモンド 野澤輸出/Aマッソ 村上

野澤さんとゲストがサシで1時間大喜利するライブ。サツマカワRPGさん、ぴろさんを経て今回で3度目の開催でした。やりとりやゲストにより変わる雰囲気もサシ大喜利の醍醐味で、あまりしゃべったことがないという2人のぎこちない感じや回答が思い浮かばずなぜか踊り始めるところは今回だからこそ見れたシーンだと思います。途中で2人とも問題がよくわかんなくなっちゃうところや考えてる時間の静けさもよかったです。野澤さんの大喜利が好きだし、合図の前に回答しはじめちゃうところもいい。末永く続いてほしいライブのひとつで、次回11月の開催が今から楽しみです。

 

19日 ワラムゲ!ネタLIVE

現地 出演:アイロンヘッド/そいつどいつ/ダイヤモンド/やさしいズ/うるとらブキーズ/大自然/ウォンバット/ワラバランス/バビロン/滝音

ネタのみの無配信ライブでした。配信がないと出囃子が聞けるのが嬉しいです。やさしいズが持ち時間5分のところ10分ネタをやっていて、次に出てきたダイヤモンドがそれをいじり「巻きで終わらせましょう」と宣言したうえで「合体」のネタを始めたのですが、その後の攻防がおもしろすぎました。普段よりも引き延ばしたりなかなか次のくだりに移らず、野澤さんがネタを端折ると「あれ、本当に巻こうとしてる」とからかう小野さん。きちんと巻こうとするのに相方に振り回されぎみの野澤さん。なんかめちゃくちゃ刺さりました。結局6分半ネタしていたそうで、そういったダイヤモンドらしさがとても印象的でした。

 

19日 ダイヤモンド×滝音 ツーマンライブ『AKISADE』

現地 出演:ダイヤモンド/滝音

嚙み合わないようで噛み合う2組のツーマン。滝音の漫才中の立ち方はいつもかっこいいなと思います。平場では、オープニングのおしゃれ演出に湧く滝音、クイズコーナーで問題文を全部聞けていない段階で嬉々として回答を重ねるダイヤモンドと、2組ともすごい愛嬌でした。トークライブ『SASUNE』では下ネタ誤爆するさすけさんを「こういうのはおれがやるからええねん」と庇う秋定さん、途中2人でこそこそし始めるダイヤモンドと観れてよかったシーンがたくさんでとても楽しかったです。

 

19日 久馬歩責任編集『月刊コント9月号』

配信 出演:ザ・プラン9/セルライトスパ/ロングコートダディ/ニッポンの社長/ニゲルベ/20世紀/こまごめピペット/千葉公平/ザ・マミィ

ロコディとザ・マミィの出演に惹かれて初月刊コントでした。それぞれ独立しているコントが進んでいくうちに繋がり、物語のその後や奥行きをさらに感じることのできる構成でした。今回は登場人物が学生時代の同級生や近所の人という関係だったのですが、多人数でこそ映えるような演出も多々ありユニットコントの魅力をひしひしと感じました。毎月開催しているそうなので次回も必ず見たいと思います。

 

25日 野澤輸出のお笑い大喜利

配信 出演:ダイヤモンド 野澤輸出/令和ロマン 高比良くるま/Aマッソ 加納/真空ジェシカ 川北茂澄/ママタルト 檜原洋平

噂のお笑い大喜利を初めて観ました。冒頭から暗闇のなかを駆け抜けるラジコン、途中で椅子がなくなったりくるまさんが腕立てし始めたり共演者の並びが縦列になっても気にも留めず自由にふざけ倒す面々、進行もツッコミも一手に担う天の声さんが時々黙り込んでしまうのも最高でした。お笑い大喜利のうまく説明のつかないおもしろさが大好きです。冒頭ラジコンは野澤さんが小野さんに誕プレであげたものだったのですが、出演者みんなで小野さんに許可とって借りてたのも大変よかったポイントでした。

 

だんだん自分の好きな傾向がつかめてきて、大喜利ライブや寄席公演も観ていた9月でした。好きな芸人さんに大喜利得意な人が多くて、その影響もめちゃくちゃあります。

10月の楽しみな公演は『まーごめvsドモグニ』、『小野竜輔のおのしろ大喜利』、『笑い屋キャリー2021』などです。またまとめて書こうと思います。

 

これまで

 

ラジオきっかけでお笑いを好きになって半年ほど経ちました。劇場に行ったり配信で見たりの毎日が本当に楽しいのでそのまとめです。

以下8月までの、特に印象に残ったライブの記録です。 

 

 

5月

13日 第六回キュウ単独公演『トルマキハトオ』

配信 出演:キュウ

すごいものを観ました。キュウの単独、なんならお笑いライブを観るのも今回が初めてに近かったのですが、初めてふれるのがキュウで本当によかったと思いました。ひとつひとつのネタが単体でおもしろく、しかもそれだけで終わらず、ネタが繋がり最後には「単独」という世界を構築するまでになる。物語の作りと表現どちらも圧巻でした。繋がりに気付いた瞬間のひっくり返るほどの驚きと感嘆をきっと忘れません。

 

23日 ごちゃごちゃ言わずに理屈なんて後から考えてランジャタイとキュウを見て

配信 出演:ランジャタイ/キュウ

再配信にて。キュウを好きになったときにはもう終了していてずっと観たいと思っていた公演だったのですが、とんでもなかった。かまってちゃんの出囃子で登場するキュウ、もう二度と観れないのでは。シャッフル漫才は、伊藤さん&ぴろさんが「仮装大賞」、国崎さん&清水さんは「ヨーグルト」でしたが、前者は調和、後者は対決という印象でした。TMRであいうえお作文のくだりで笑いすぎて息切れしました。

 

6月

2日 スペシャル6

現地 出演:ダイヤモンド/キュウ/カナメストーン

初めて劇場にお笑いを観に行きました。熱気がすごかったです。あの場所で生まれるおもしろいを直に浴びれる瞬間が全部本当に幸せで、ずっと笑っていた気がします。特にダイヤモンドのネタ「太陽と月」に思いきり刺されました。強烈すぎ。あと今回はMCがダイヤモンドだったのですがすごく好きなトーンで話していてそこもよかった。3組の仲の良さや魅力がたくさん出ていて、彼らのことが大好きになりました。

 

12日 ダイヤモンド×カベポスター ツーマンライブ『世界で1人は見てるかもしれないおもしろライブ』

配信 出演:ダイヤモンド/カベポスター

好きな2組のツーマンなのでずっと楽しみにしていました。お互いネタ3本と大喜利コーナーの贅沢ストイックライブ。ダイヤモンドの幻の3本目をどこかでまた観たいな~とずっと思っています。ダイヤモンドの2人がずっと楽しそうに言葉遊びをしているような漫才が好きだと、改めて感じたライブでした。ツーマン後の『世界で1人は聞いてるかもしれないおもしろトークライブ』では、カベポスターと仲良くなれそうな芸人としてキュウの名前が挙がっていたのが嬉しかったです。仲良くなってほしい。

 

19日 K-PROライブフェスティバル クラウンヒットパレード2021 DAY1

配信 出演:キュウ/ママタルト/アルコ&ピース/カナメストーン 他

キュウのソロライブは30分通し漫才でした。「シュークリーム」「水分」「徳川十五代将軍」「野球拳」「ビートルズ」を繋げていくのですが、その繋ぎ方がすごくナチュラルだし、普段漫才中に人を見せないキュウが少し素の部分を出しているような気もして。ミニ単独を観たような気分でした。ぴろさんがやたら清水さんの機嫌を気にしていたの、カナメストーンのソロライブにバトンを渡すためだったんだと気づいたときにはため息が出ました。かっこよかったです。DAY1のソロライブは全て観たのですがどれもおもしろく満足度が高かったです。

 

7月

2日 三八紳士と緞帳淑女

現地 出演:Dr.ハインリッヒ/ななまがり/ダイヤモンド/大自然/男性ブランコ/シシガシラ/令和ロマン/金魚番長/キュウ

出演者も演出も豪華贅沢ライブ。漫才もライブの空気感もすべてがよく、観終えたあとも余韻にしばらく浸ってしまっていました。エンディングで、小野さんがせっかくだから精神で他事務所ゲストのキュウを前に出そうとしてくれたことによって、各々一発ギャグを披露することになり、ぴろさんに至っては森下さんに吹き飛ばされていたのがおもしろすぎました。仲いいな~。小野さん本気のダブパチも最高でした。

 

16日 カベポスター単独ライブ『日に日に羊飼い』

配信 出演:カベポスター

再配信にて。これもカベポスターを好きになったときにはすでに終わっていた公演なので、今回観れて嬉しかったです。ネタは表題のコントと「言いたいことが言えない」の漫才が特に好きで、幕間の映像も凝っててよかったです。「太郎と定吉」のネタ、たしかダイヤモンドとのツーマンで観てから大好きなのですが、もしかして今回の単独が発祥なんですかね。単独は特にその人たちの色が出るのでできるだけ気になるものは観ていきたいなと思いました。

 

16日 ロングコートダディ単独ライブ『じごくトニック』

配信 出演:ロングコートダディ

すごすぎる。出会えてよかったです。表題作が本当に好きでべしょべしょに泣いてしまいました。優しくて強くて生きる力になってくれるコントでした。感情の機微の表現が絶妙で、もちろんずっとおもしろくて、こんな素敵なものを描ける人がいるんだなって思いました。ロングコートダディのコントをしっかり観るの今回が初めてだったのですがこれが初めてでよかったと思える単独でした。「厳格お父さん」も好き。

 

21日 ダイヤモンドに夕方1時間託してみたら、

現地 出演:ダイヤモンド/いぬ

ダイヤモンド結成4周年の日ということもあり、同期とこれまでを振り返るトークライブでした。もともと仲がよかったことは知っていたのですが、結成に至るまでやこれまでを詳しく聞けて貴重な1時間でした。過去ネタ映像を見た2人が「止めてー!」って叫びそのあとに笑いながら振り返るところが好きだったし、それぞれが辛いと思ったり手ごたえを感じる時期が全く違うところも、なんかすごくらしいなあと思ったりもしました。有馬さんの「ばーんっていくよ」に泣けてしまった。2人が出会ってくれて結成してくれてよかったです。これからのダイヤモンドが本当に楽しみ。

 

27日 ダイヤモンド×囲碁将棋 ツーマンライブ『shall we ZAIMAN?』

現地 出演:ダイヤモンド/囲碁将棋

それぞれ新ネタ3本の豪華ライブ。ポスターを見て「俺たちが主催じゃねーか!」って言って本当に新ネタ3本作ってきてくれる囲碁将棋、とても素敵な先輩ですね…。並んだときに野澤さんが囲碁将棋の2人を見て「でっけえな…」ってつぶやいてたのが可愛いでした。トークライブ『shall we BESYARI?』では小野さんの愛の強さゆえの熱弁を受け「なんかずっと変なこと言ってる…」ってつぶやく文田さんがよかったです。

 

8月

10日 スペシャル6

現地 出演:ダイヤモンド/キュウ/カナメストーン

前回同様おもしろかったしやはり熱気がすごかったです。ダイヤモンドの「人」、お互いアドリブで何を歌うか知らせずだったので緊張したりされたりだったというのがネタ終わりにわかりよかったです。移動中寝たいがために相方を撒く小野さんと1人でカレー食べてきた野澤さんの話、暑がる野澤さんを見て喜ぶカナメストーン、ペンのキャップが全然あかない小野さんとそれを渡されて即行あけてあげる野澤さん、清水さんの「下北沢といえば俺でしょ?」など平場も好きポイントが満載でした。

 

13日 ダイヤモンドまつり

現地 出演:ダイヤモンド/ランジャタイ

予期せぬツーマンおもしろくないわけがなく…。小野さんに誕生日プレゼント&ランジャタイにもプレゼント渡そうとするのに邪魔され続ける野澤さん、出番前にドンキの袋を持った相方に出くわしている&作家さんとの打ち合わせを目撃しているので薄々なんかあるなと察していた小野さん、誕プレのラジコンを走らせて「ライト点くんだ~!」と喜ぶ国崎さんとオープニングからカロリー高めでした。目の前で観るランジャタイはすさまじかったです。絶対ホールでツーマンしてほしい。

 

15日 ダイヤモンド×令和ロマン ツーマンライブ『魔人無骨vsハンガー』

現地 出演:ダイヤモンド/令和ロマン

客入れ音楽も出囃子もずっと不穏で地下闘技場みたいな雰囲気でした。ダイヤモンドの楽しそうに漫才するところが本当に好きなんですが、今回もそれが観れて嬉しかったです。令和ロマンは3本目、情景描写が抜群にうまいくるまさんと「ケムケム」という呼び名があまりに似合うケムリさんのあわせ技がおもしろすぎました。あれ9分やってたの!? 後日R2D2でのトークライブも楽しかったです。

 

28日 劇場版ダイヤモンドのニューラジオ0(ZERO)

配信 出演:ダイヤモンド

ラジオが好きなのでこういったコンビでのトークライブ本当に嬉しいです。私が2人を好きになったときにはニューラジオ0が終わっていたので尚更。近況が聞けるのも質問コーナーも楽しかったです。小野さんが「あれすごいむかついた!!」ってぎゃんぎゃん怒るのを聞いて笑いながら同意する野澤さん、穏やかでめちゃくちゃよかったです。また定期的に開催してほしいライブのひとつです。ラジオやってほしいな~。

 

31日 おもしろ漫才おもしろライブ

現地 出演:ダイヤモンド/令和ロマン/キュウ/カナメストーン/忘れる。/オズワルド

おもしろを銘打つだけあって本当におもしろライブなんですよね。忘れる。2本ともおなかちぎれるくらい笑いました。このライブのいいところのひとつはフリートークが本当に自由なところで、相槌が全部間違っているとみんなから言われるMC野澤さん、進展しないSHAKEで踊り続けるみんな、強引な「エンディング!!!」大好きでした。おもしろ最高ライブ、ずっと観続けていきたいです。

 

いろいろ絞ってこれなのですが、楽しいライブたくさんありました。もっといろいろ大阪とかも観れたらいいなと思います。9月はまたまとめて書きたいです。