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11月

 

11月に観たなかで印象に残ったライブのまとめです。

 

3日 野澤輸出のサシ大喜利

現地 出演:ダイヤモンド 野澤輸出/ケビンス 仁木恭平

M-1 3回戦の結果発表前日でお互い落ち着かないなか「でもネタじゃなくて大喜利でよかったかも」と言いつつ始まった第4回。ずっと雰囲気がよくていつまでもあの場にいられました。無限大ドームⅡでの大喜利ライブは、おふたりに加え男性ブランコ 平井さんとZAZYさんが回しているようなものという話があり、そんな大喜利四天王みたいなことになってるんだ…と思いました。揃い踏みライブ開催してほしい。仁木さんがダイヤモンド柄の服を着ていることに最後の最後で気づき「ダイヤモンド着てくれてるんだ!」って言う野澤さんもよかったです。

 

7日 ダイヤモンド×デルマパンゲ ツーマンライブ『正統派漫才師 広木』

現地 出演:ダイヤモンド/デルマパンゲ

言葉遊びが楽しい漫才が好きなので今回本当に楽しかったです。どちらのコンビも発想やものの見方がおもしろくて涙出ました。音響漫才すごすぎ。トークライブ『正統派べしゃり師 迫田』では特段テーマ設けずフリートークで、今までとは違った感じで楽しくデルマパンゲさんのことも大好きになりました。野澤さんの習慣の話(優柔不断のため時計を見たときの分数が奇数か偶数かによりやるやらないを決めている、初詣で列に並んだことがなかったなど)、それをふるときの小野さんの「こいつ変なんすよ」というおもしろがりかた、どちらも印象的でした。

 

19日 浦井が一人と「話」が三つ

現地 出演:男性ブランコ 浦井のりひろ

人へのまなざしが優しい話ばかりでした。これが全部この人ならと書かれた本と演出なのがさらにぐっとくるところで、浦井さんが丁寧な表現と解釈をされていることもひしひしと伝わってきました。わたしは特に3本目が好きで、余韻に浸ったままぼーっと帰路につきながら、彼はどんな気持ちで会いにきて「好き」を伝えてお別れをしたんだろうと思って、ちょっと渋谷の道で泣きました。合間の浦井さん紹介も、あのお芝居のなか人の部分を知れる演出となっていてすばらしかったです!

 

20日 相方よ、いつもありがとう。

配信 出演:そいつどいつ 市川刺身/男性ブランコ 浦井のりひろ/やさしいズ 佐伯元輝/ダイヤモンド 小野竜輔

相方やコンビという概念がたまらなくなる時があります。全コンビ素敵でした。ダイヤモンドは月刊芸人の記事で「求道者と理解者のコンビ」と言い表されたことがありドンピシャキャッチコピーだと思っているんですが、今回小野さんが相方不在の状態で「こういうとこあるから」「あいつのポリシーがあって」と話をしているのを観ることができて認識を強めました。不在の野澤さんもアンケートで相方の好きなとろを聞かれ「楽しくネタをするところ」と答えたり、ビデオインタビューにて相方に一言求められたときにすごいはにかんでいたりしていて、本当にいいコンビですね。男性ブランコのふたりも、お互いに対して真摯で伝えることや言葉をとても大事にしているコンビだなと思います。インタビューも手紙もじんわり感動しました。

 

26日 あの~大阪ってどんな感じですか~? トーク

配信 出演:ダイヤモンド/コマンダンテ/アイロンヘッド/9番街レトロ/ダブルヒガシ

恒例になりつつある、野澤さんが大阪情報を教えてもらうライブ。アイロンヘッドさんやコマンダンテさんがだいぶうんざりしているのも直前のネタ編から引き続き全体的な雰囲気がふわっとしているのも好きでした。MC野澤さんがずっとにこにこしながらゆるい進行をしていて、周囲のみなさんがそれに困惑したりツッコんだりしているのがめちゃくちゃ楽しかったです。仲良し順に席決めするくだりと「一方通行」を嚙みまくる野澤さんですごい笑いました。次回は大阪旅行報告会とのことで待ち遠しいです。

 

12月もだいぶ過ぎてしまいました。これから楽しみなライブは『GIRARE -渋谷大喜利王決定戦-』『てんどん記』『月刊コント 年末号』『野澤輸出のサシ大喜利』などです。それとなんといってもM-1決勝! わくわくしてます!